歯科衛生士と歯科助手について

Dental Hygienist

ほとんどの歯科医院では、歯科医師と歯科衛生士、歯科助手で日々の業務を行なっています。歯科医院に憧れがあり、働きたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。デンタルスカウトは、歯科医院の求人サイトです。東京、愛知、大阪、福岡といった首都圏を中心に求人情報を提供しています。こちらでは、歯科衛生士と歯科助手の違いについてまとめました。

■歯科衛生士と歯科助手の資格について

歯科衛生士と歯科助手の大きな違いは資格です。歯科衛生士は、最低2年制の専門学校や短大に通って歯科衛生士の国家資格を習得する必要があります。国家資格を習得しているので、患者様の口腔内に直接触れる処置をすることができます。一方、歯科助手は歯科医師のアシスタント業務が主な仕事となります。資格は必要ありませんが、患者様の口腔内に直接触れる行為を行うことができません。

■歯科衛生士と歯科助手の仕事内容の違い

歯科衛生士は、歯科予防処置、保健指導、診療補助などの歯科医療業務を行ないます。具体的には患者様の歯垢や歯石の除去、正しい歯ブラシの使い方の指導、器具の管理や準備などです。歯科助手は、受付、電話対応や会計などを行うなど患者様と接する機会が多いので、コミュニケーション能力も重要となります。患者様の口腔に直接的な処置は行いませんが、治療で使用した器具の洗浄、治療の準備、歯科医師のアシスタントをするなど、診療をスムーズに行えるようサポートすることが仕事となります。

このように歯科衛生士と歯科助手には、違いが多くあります。資格を持っていなくても、歯科助手として歯科医院で働くことができますし、より知識を付けて患者様の歯のケアを行っていきたいとお考えでしたら資格を習得して歯科衛生士として働くことをおすすめします。どちらの仕事も、患者様の立場になって対応することがとても大切です。